【働き方改革】会社体制変革で成長する企業の”はじめの一歩”とは
こんにちは。
新しい発見提供人みどりハットです。
今日は、時代の波に呑まれ衰退する企業に、成長へと舵をきってもらうための提案です。
日本企業の成長のため、これまでの常識や固定概念に囚われず、鮮度あるニーズと向き合ってほしいという凡人の願いですw
目次
衰退する日本の会社体制
インターネットによって距離という壁がなくなった頃から、次から次へと新しい需要が生まれては消え、生まれては消えを繰り返すとてつもなく変化の激しい時代になりました。
そして世界はその変化に対応すべく、よりスピード感を重視するようになりました。
客のニーズがどこにあり、何を改善すべきか、それをいち早く経営陣に正確に伝え,判断させなければいけません。
でなければ、客のニーズはすぐにでも、まったく違うところにさえ行ってしまう可能性があります。
それほど変化が激しい時代です。
だから客のニーズは本当に鮮度が命なんですね。
衰退し始めている企業は、それらを理解しながら何もできていないところです。
結果、たくさんのチャンスを逃し続けています。
縦割り構造の問題
日本の企業は、ざっくり言うと
社長、取締役、部長、課長、係長、一般社員というピラミッド型の階層構造で成り立っています。
もともとは業務効率化を目的に構築されたようですが、現状では業務が細分化されすぎていて自分たちの業務の範囲内のことしか判断ができなくなっています。
例えば、客のクレームがわかりやすいかと思います。
客のクレームは重要なニーズです。
そのニーズをダイレクトに受けているのは店員や営業窓口の、組織でいうところの最下部に位置する人たちです。
これまでの縦割り階層構造では、鮮度ある客のニーズを経営陣に届けるには部長・課長といった多くの社員たちを通す必要があるため、経営陣に届く頃にはいろんな人間の忖度によって新鮮な情報ではなくなっています。
だから、改善策がまったく的を得ていないことがよくあります。
これは全然時代に合っていない仕組みですね。
上下関係の言いにくさ
日本の企業は昔から年功序列や上下関係が根強いため、先輩や上司に対して言いにくいということがよく起こります。
客のクレームをそのまま上司に報告しようものなら、部下からの報告にイラッとする上司も少なくありません。
クレームは客からのダイレクトな反応です。
例えば、クレームがその上司の接客対応ならどうでしょう?
客からのクレームとはいえ、自分の上司に
「あなたの対応はこうゆうところが不快だからこういう風に直してほしいそうです」
などと伝えることができるでしょうか?
ほとんどの人は
「課長の機嫌が悪くなるからなぁ」
となります。
これは揉め事を回避したい人間の心理で、僕の周りにもたくさんいます。
というか、ほぼ全員ですねw
しかし
上司の機嫌が悪くなろうが、
客のクレームを理解できなかろうが
世の中のニーズはおかまいなしです。
そもそも、一個人の好き嫌いで客のニーズが決まるわけではないですしね。
結果的にそういう企業はあらゆるチャンスを逃し続けてしまい、理解できないまま退場するしかなくなってしまいます。
即実行できる会社体制改革の方法
そんな鮮度ある客のニーズを、言いにくさというつまらない忖度で腐らせてしまうのはもったいないです。
もったいないどころか、企業を衰退させる問題です。
ではどうすればなくせるのか…。
それは…
経営陣に直接提案ができるようにすればいいんです。
鮮度のあるニーズを持っているのは一般社員です。
メールでも直接でも、上司を通さず直談判できるような方法の導入をルール化すると、鮮度の高い客のニーズを持った社員から斬新なアイデアや思わぬ発見があると思います。
まとめ
どうでしょうか。
変化が激しい今の時代に、客のニーズを取り込むには鮮度が命です。
スピード感が大切なんです。
それがどれだけ今の縦割り構造と合っていないか、一目瞭然です。
新鮮な情報と今の時代を生きている若い社員のアイデアが、衰退しそうな企業を成長へと押し上げてくれます。
なので、
鮮度の高いニーズを、言いにくい社員からどうやって経営者に直接届けるか。
これが変化の時代に成長する “はじめの一歩” だと思います。