メンタルを保つには、ポジションサイジングが簡単(^^)
こんにちは。
みどりハットです。
今日は、よく言われるトレードメンタルについてです。
ポジションサイジング…
聞いたことありますか？
これをしてなきゃ、多分…ほとんどの人はメンタル構築までに相当時間がかかってしまうのではないでしょうか、、、
目次
手法よりも大切なメンタルとは
手法がさっさと決まってしまったあなたが、次にやらなければならないこと。
それは…
さらなる手法の検証で、勝率アップ！
…ではなく
メンタルの構築ですね！
トレードで勝ち続けるために
手法を手にした人が次に必ずぶち当たる壁が精神的なものです。
「負けたくない…」
「損をしたくない…」
これらからくる感情が
目先のドローダウンに耐えられなくしてしまいます。
耐えられなくなってしまったあなたにやってくる感情は、「懐疑心」です。
懐疑心は
自分が、苦労して検証して確立した自分の手法をいとも簡単に否定します。
そして
懐疑心に侵されてしまったあなたは手法を変え続け、聖杯探しのサイクルにハマってしまう。
僕の経験上
そのサイクルは時間の無駄で
トレードは、手法が最も重要なことだと勘違いしてしまう原因でもあります。
(僕はそれで数年も無駄にしました)
だからよく言われるのが
手法よりもメンタルが大切…と。
もちろん
その通りなのですが…
何の武器の持たずにトレードメンタルを構築しようとすると、とっても時間がかかります。
そりゃそうでしょう。
自分が精神的にどれほどの強さを持っているかなんて、数値で表せたりしないですよねｗ
だから
経験を積むしかなくて、、、
時間がかかってしまうんですΣ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ
メンタルの崩壊はなぜ起こるのか
少し、考えてみてください。
上で述べたようなメンタル破壊は、何が原因なのでしょうか？
懐疑心は、なぜやってくるのでしょうか？
超基本的なことを、もう一度考えてみてください。
…
…
…
…分かりましたか？
トレードにおいて
メンタル崩壊の原因はお金です。
「そんなの分かってるわっ！」
って声が聞こえてきそうですがw
もう一度、基本を整理してみましょう。
メンタル崩壊が起こるのは、目的が達成できないと感じたときから発生します。
あなたの目的は何ですか？
トレードにおいての目的は、「お金を稼ぐ」です。
決して、勝つことではありません。
負けが多くても
最後に利益が出ていれば
目的は達成されます。
それでもメンタルがもたないのは
- 目的のレベルが高すぎるか
- 目的を理解していないか
このどちらかではないかと思います。
あなたの目的は、
月単位や年単位のトータルで利益を上げることですか？
それとも
勝率はほぼ100%、連敗は無し、毎日必ず利益を出すことですか？
もし後者なら
相場の基本を1から学んだ方がよろしいかと思いますが、どうでしょう？
「相場で絶対などあり得ない」
「未来は誰にも分からない」
あなたの目的を、しっかりと据えてください。
ポジションサイジング
あらかじめリスクを決めておくことで、想定外の損失をなくす。
先ほどから言っているように
目的はお金です。
円やドルです。
pipsという単位ではありません。
だから
想定外のお金が減ると、自分の精神を正常に保つことが難しくなります。
当たり前のことですが
損失というリスク(円やドル)は、ポジションを持つ前に、キチンと数字で見えるようにしておかなければメンタルがもたないってことです。
そこで
ポジションサイジングです。
気づいていない人が多いように思いますが、ポジション管理するだけで、精神はかなり安定します。
どういうことかというと、、、
あらかじめ損失額を決めます。
その損失額から、取引ロット数を算出してトレードを行うんですね。
取引ロット数の算出方法
それでは、具体的にポジションサイジングをしてトレードを行う方法について考えていきます。
まず、1回のトレードに対してどれくらいの損失が許容できるかを考えます。
例えば
トレード資金が10万円です。
1回のトレードで、あなたがいくらの損失なら許容できるかで1回のトレード損失額を決めます。
もちろん
連敗することも考慮すべきです。
まあ、その辺は検証して得た自分の手法によりますが、、、
ここでは、1トレードあたりの許容損失額を2,000円としましょうか。(許容損失額は人によって違います)
次に
損切り幅まで何pipsあるかを確認します。
今回は、エントリーしようとしている価格から、ここまで逆行したら手仕舞いすると決めた損切り価格までが10pipsとします。
それから…
pipsは100pipsで取引通貨金額になる(1万通貨取引なら100pipsで1万円)ので、損切り幅までの10pipsを100で割ります。
あとは、1回の負けトレードが2,000円になるようにロットを計算するのですが、次の計算式で取引すべきロット数が算出できます。
(損失許容額)/(損失pips/100)=(トレードロット)
今回の数字を当てはめると、、、
2,000円/(10pips/100)=20,000通貨
2万通貨です。
- 国内業者だと、2ロット
- 海外業者だと、0.2ロット
になります。
これが
ポジションサイジングを取り入れた取引ロット数です。
1トレードあたりの損失額が2,000円と決めています。
いくら負けるか分かっていれば、ドローダウンでパニックになることもないでしょう。
「負けたら2,000円」
宝くじのように
賭け金を払って、当たりを待つ。
一見
ギャンブルを想定するこの考え方は、確率を意識するのに必要で
勝ち続けているギャンブラーの確率的思考と似ています。
負けている、ただのギャンブル好きな人をギャンブラーとは呼びませんw
最後に
円で利益を得ようとするならば、リスク(損失)も円で考えましょう！
というのが
ポジションサイジングを勧める僕の考えです。
ポジションサイジングは
証拠金や損切り幅によって、トレード毎にロット数が異なることになります。
カンの良い方なら気づいていると思いますが、この考え方でトレードする場合、1番儲かる相場は、ボラティリティが低い相場です。
損切り幅までが少ないということは、それだけロット数を上げることができるからです。
(上の計算式に当てはめてみてください)
“未来は誰にも分からない”
“コントロールできるのは損失額だけ”
損失を想定し
コントロールすることが
自分のメンタルを崩壊させない唯一の武器です。
しっかりと意識していきましょう٩( 'ω' )و
