【初心者向け】FXが危険かどうかはコレを読んでからにしなさい
こんにちは。
為替トレーダーみどりハットです。
FXをこれから始めてみたいという初心者トレーダーさんの疑問、
「FXは危険なの?」
についてお話していこうと思います。
目次
初心者がFXが危険と感じてしまう理由
ほとんどの日本人は投資よりも貯蓄をとる環境で育ったため、リスクの取り方を知りません。
FXが危険と感じるのも無知であるからに他ならない。
貯蓄のようにノーリスクでお金が増えていくという“終わりの見えるシステム”を理解できるように教えなかった教育環境が原因であると言えます。
さらにFXはレバレッジをかけて、少ない資金で何倍もの取引ができてしまいます。
勝てば大きいが負けも大きい、ハイリスクハイリターンなのではないか…。
FXを知らない貯蓄育ちの我々日本人からすれば当然、これだけで危険と判断してしまうでしょう。
FXの危険性(リスク)とその回避策
それでは何が危険(リスク)なのか。
具体的なリスクについてお話していきます。
大暴騰と大暴落
FXで最大のリスクは極端な急騰と急落だと思います。
最近ではトルコリラの大暴落がありましたし、近いところだとイギリスのブレグジット(EU離脱)が記憶に新しいですね。
他にも、スイスフランショックやリーマンショックでの大暴騰や大暴落…。
多くの個人投資家たちが借金まみれになったとネガティブなニュースが出ていますね。
これらはすべて共通点があります。
気づかれましたか?
…そうです。ファンダメンタルズです。
相場の急な動きはファンダメンタルズ、つまり一国の経済状況に起因します。
だからある程度、世界情勢を知ることはそれだけでリスク回避になります。
また、こういう大暴騰・大暴落のときは逆指値が効かない場合がほとんどです。※逆指値とはロスカット位置のことで、「ここまできたら諦めて取引をやめますよ」という価格をあらかじめ設定しておくことができる注文です。
要は損切りなのですが、この注文が機能しない可能性が高いので、設定した価格よりもかなり損をした価格で約定されるわけです。
回避策
世界情勢といっても、難しく考える必要はありません。
普段から世界のニュースを少しだけ見るようにすればいいんです。
トルコリラだって、ブレグジットだってニュースを見れば危険なのは簡単に予測できました。
怪しいと思えばその通貨をやめればいいんです。
まだ大丈夫だろうと根拠のないままトレードするから危険なんです。
逆指値が効かない場合を想定するなら、ゼロカットシステムを採用してる業者でトレードすれば良いです。※ゼロカットシステムとは入金額以上の損は支払いが発生しない制度
ちょうど、国内では年内にレバレッジ10倍規制がかかるので海外一択といったところです。
大暴落とまではいかないにしても普段の指標発表で小さな暴落や暴騰はあります。
必ず逆指値(損切り)注文をエントリーと同時に入れることを徹底すれば危険なレベルの大損はしません。
もっと言えば、経済指標カレンダーをチェックしておけば、為替が急激に動きそうな指標発表時のトレードを回避することができます。
FXに向いていない人
貯蓄感覚でリスクを取ることの意味を理解していない人は向いていません。
そういう人はおそらくFXだけじゃなく投資全般で損をする可能性が高いので、長いスパンで投資脳を創っていって下さい。
それから、
お金だけを追いかける人は向いていません。
なぜなら、追いかけているはずのお金を失えばストレスがたまり、冷静な判断ができなくなるからです。
判断能力が下がればまた失う。
負のスパイラルにハマりやすく、抜け出せなくなります。
相場は自分を写す鏡のようなもの…
イライラすると、きちんと自分に返ってきます。もっと自分を客観的に見ることが必要です。
まとめ
FX最大のリスクは、ファンダメンタルズによる暴騰(暴落)により逆指値が効かないために借金までする可能性です。
回避策は…
- ニュースを見る
- 経済指標カレンダーを見る
- 必ず逆指値(損切り)を置く
- ゼロカットシステムを採用してる業者の選定
いかがでしたか?
FXのリスクをしっかりと理解すると有効な回避策もあります。
あとは自分が投資やFXに向いているかどうかですね。
経験しないとわからないこともありますので、少しずつ投資脳を鍛えていくと良いと思います。
くれぐれも極端なハイレバレッジは避けて下さいね。
未来は誰も分かりません。自分がコントロールできるのは唯一”損切り”だけですから。