【働き方改革】会社存続のために企業が打っておくべき一手
こんにちは。みどりハットです。
僕はとある企業でサラリーマンをしています。
そこで気づき・感じたことを綴っていこうと思いますが、ここでは会社を存続させるために必要な「人材」について、今やっておくべきことをお話していきます、、、
目次
おもしろい業務を創っておく
おもしろい業務。これに尽きると思います。
なんでもいい、何かをずっと継続してやっている人っていますよね。
彼らはなぜ続いているのでしょうか…
彼女らはなぜやめないのでしょうか…
やれと言われたから?
やらないと生きていけないから?
使命感?
報酬?
…いや、そんなものでは続きません。
彼らは”ある理由”があるから、圧倒的に成長し続けながら継続しています。
その理由が、「おもしろいから」なんです。
まずはおもしろい業務を用意しておくことがこれからお話する企業存続のための最低限の環境整備になりますので、ぜひ考えてみてください!
人の成長は「主体性」がもっとも伸び率が高い
モノや情報がありふれた時代。
やりたくもないことを強制しても逃げる選択肢があります。
逃げることが悪とされてきたこれまでと違い、嫌いなことから逃げる事は”好きなことを選択した”という自主性が評価される時代です。
そんな中、
好きでもないことをやらせてどこまで成長すると思いますか?
興味のないことをやらせてどれだけ期待に応えてくれると思いますか?
おもしろくないことをやらせてどこまでやる気になると思いますか?
おもしろくないことを強制しても成長はたかが知れています。
主体性を持ち自主的に仕事に取り組むことができるならば、これほど成長の伸び率が期待できる事はありません。
好きな事への価値観はお金と時間を凌駕する
主体性をもって自主的に仕事をすることができればブラック企業などという言葉は生まれなかったかもしれません。
好きなことができるのならば、必要以上のお金は望まない。
好きなことに没頭できるのならば、何時間でも費やすことができる。
これから会社を背負っていくであろう世代の価値観はこれまで一線級で会社を支えてきた世代の理解の外側にあるでしょう。
A5ランクの高級和牛やヴィンテージワインに興味はなく、モノへの執着はあまりありません。人間関係や好きなことをする時間を最も重要視しているのが今の若い世代なんです。
マクロで見たときの人材の流れ
ここで、”日本”という少し大きな枠で人材の流れを見ていきます。
日本はずいぶん前からグローバルスタンダードに向かっています。
世界標準に合わせる動きですが、世界は今インターネットによってものすごいスピードで変化していますよね。
このスピードについていかなければ世界と勝負できない日本の企業は、人材を1から教育している時間はないし、作れば売れていたものづくり大国時代の日本は教育が苦手だと感じます。
さらに、若い世代の働き手の絶対人数は少子化とともに減少していくことが確定しています。
単純に誰かの代わりに人を雇用するという足し算では、会社の未来はないことくらい容易に想像できるわけです。
日本が企業に対して行うべき施策
企業存続・成長のため、教育にもスピード感が求められる今の時代への策は、「人材」と「その人材がおもしろいと思う仕事」をつなげることです。
先程から言っているように、それがもっとも成長の伸び率が高いからです。
しかしどうやって、様々な人材がいる中でたくさんの働き手をおもしろいと思える仕事に就かせることができるのか、です。
今のままではおもしろいと思える仕事に就くことができる人の確率は宝くじ並みかも知れません。
だから、日本が企業に対して行うべき施策は「転職しやすくすること」だと思います。
転職のハードルを下げる。何回でも新しい仕事にチャレンジできて、おもしろいかどうかを確認・経験できるようにする。
宝くじでいうなら、何回でも簡単に負担なく買うことができる!といったところです。
働ける人の人数が足らないならば、副業を認めるか就職する回数を増やすしかないでしょう。
そうやって、成長の伸び率が高い仕事とマッチングする確率を上げるわけですね。
今のうちに企業が打っておくべき策略
そうなってくると企業は、学歴や年齢で人材流入の入り口を自ら狭くすることをやるべきではないことが分かります。
人材の出入りはより流動的にしておいて、人材とその人材がおもしろいと思う仕事をつなげる確率を上げた方が賢明です。
その他で絶対にやっておかなければならない策略は、
興味が湧くような…他にはないおもしろい働き方や業務内容を創っておくことです。
そもそも、
これからはおもしろいと思ってもらえる確率が低い会社では、人材の流出だけが起こり会社を成長させるどころか、存続させることすらできなくなる可能性が高いです。
まとめ
世界標準を見るようになった日本は当然、世界レベルでも上を目指しています。
インターネットによって確実にスピード感が求められている世界で勝負するには、人材の成長も伸び率が求められると考えます。
1から時間をかけて教えていても、1年後には使えなくなっている可能性が高いからです。
それほど、今の世界はものすごいスピードで変化しています。
人の成長の伸び率がもっとも高いのは、主体性を持って自主的に取り組むことです。
主体性が発揮できるのはつまるところ「おもしろいかどうか」なので、日本が働き方改革で「働き手と働き手がおもしろいと思う仕事に就く確率」を上げるため、転職しやすくするように舵をきったことは予測できました。
企業がこれから会社存続のために打っておくべき一手は、学歴や年齢で人材流入の入り口を狭くすることではなく、入ってきた人材がおもしろいと思う仕事に就く確率を上げる努力です。
それが、たくさんの人が
「おもしろいと思う業務を創っておく」
ということなのではないかと考えています。
これからも世界で活躍する日本の企業が見たいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m